2018-10-04

Works

























【お仕事のおしらせ】

フレーベル館より10月1日発売の「書く道具 えんぴつ・ペン」のイラストを、担当させていただきました!

























こちらは小学校中学年を対象とした「文房具を使いこなす」シリーズの第一弾として刊行された大型本で、鉛筆やペンの使い方から構造や製造工程まで、楽しく解説されている1冊です。

小学校の図書館などにも置かれるそうで、長く子どもたちに読んでもらえる本に携わらせていただけたことが、心よりうれしいです。
chocolate.のデザイナー鳥住美和子さんが、とっても素敵にデザインしてくださいました。




正しい鉛筆の持ち方も、丁寧に分かりやすく解説されています。
他のページにもたくさん手のイラストが登場するのですが、昔取った杵柄で、受験生時代に飽きるほど手を描いた経験があって、助かったなあと実感しました。

















































鉛筆の製造工程や、出荷までの流れの解説イラストも、楽しく描かせていただきました。ここでもおそらく、かつてボールペン工場で働いた経験が生きたと思われます(たぶん)。
自分が人生を通して経験してきたことをイラストというお仕事で生かせることは、何よりのよろこびです。


























個人的にお気に入りの「石板ぼうや」。
山口県の田舎町出身のわたくしの母は、子どもの頃に石板を使っていたそうです。びっくり。
筆記用具の歴史についても詳しく解説されていて、文房具好きの方など大人が読んでも楽しめる内容です。



今回は、自分にとって初めての経験がたくさん詰まったお仕事でした。
まず「線画+カラー」というタッチのお仕事が初めてで、コピックペンも初めて使ってみたのですが、その色の豊富さとサクッと塗れる気持ち良さに、病みつきになりました。
これからコピックの作品も、増やしていきたいなあと思います。

そして1冊ほぼすべてのイラストを任せていただくのも初めての経験で、イラストレーターとしてこのお仕事を通して、本当にたくさん成長させていただきました。
今回多大なるお力添えをいただいたWILLこども知育研究所の片岡弘子さまと、秋田葉子さま、若山利恵子さま、橋本明美さま、そして株式会社フレーベル館の皆さまに、心よりお礼を申し上げます。

たくさんの子どもたちの元に、届きますように!



文房具を使いこなす①「書く道具 えんぴつ・ペン」
WILLこども知育研究所・編
フレーベル館・刊
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